読者の意見

 

私は、日本の文化にとても興味のある日本人で、あなたのホームページを楽しく拝見しました。パリがあなたにいやな思いをさせたことは残念です。私のような若いフランス人の中には、日本文化のファンも多いのですが、あまり詳しくないことも確かです。大多数の若者、大人は、日本人は神経症で、ストレスの多い人が汚職を興すなんて考えている用です(私の考えではありませんけど)。

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ホームページ拝見しました。興味深く、多くの示唆に富んでいると思います。確かに、フランス人(特にパリジャン)はあなたが指摘したような振る舞いから抜け出せないでいます。しかしながら、2点について指摘したいと思います。

―パリは、世界でも最も観光客の多い都市です(年間7千万人)。残念ながら、他の観光都市もあなたが書いたような悪評の例外ではありません(泥棒、相対的に観光客に不親切等)。

―パリは、フランスではありません。「優雅さ」は恐らく田舎に隠されているのです。たとえ「フランス的」な生活にがっかりしても、気にしないでください。

多少フランス語の間違いはありますが、ホームページは異なった視点の交換という点ですばらしい。厳しい現実は、日本人がパリに抱いている「夢」とはかけ離れていることは確かです。フランス人、またはラテン系の人種は、言葉の誘惑(話さずに示唆すること)にとても敏感です(多分敏感すぎるのでしょう)。また、見知らぬ人からの個人的な質問は非常識とみなされたり、愚行とみなされます。この言葉との特別な関係で、これはフランス人の個人差を決める要素にもなっているのですが、フランス人はイメージ(外見を含む)よりも、昔から、そして今でも言葉(と書物)に誇りを持っているのです。これはあなたの方がよく知っているでしょう。あなたの表現「言葉で武装した兵士」という表現はとても的を得ています。言葉による論争は、フランス人の好きなスポーツのひとつと言えます。パリ以外のフランス人(田舎の人という意味ではありません)、特に南フランスでは、パリジャンの優越感に関し、あなたと同じような感情を抱いているのです。中央集権が、地方分権の法律にもかかわらず依然として続いていることは、フランス的個人差のなによりの証拠になっています。

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私はフランス人ですが、まだパリを見たことがありません。しかし、人が話しているのを聞いてパリはあんまり良くないと確信しています。人々はストレスを感じ、全然礼儀正しくありません。

私は英語は分かりませんが、ドイツ語は話しますよ。

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ホームページを見てとてもおもしろかったので、メールを出しました。確かに、私も日本と日本の文化に魅せられているので、しばしばフランスに対する日本人の見方はどんなものだろうかと自問します。あなたのフランス語能力には感心しました。ほとんど間違いもありません。BRAVO!!

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